検索窓
今日:891 hit、昨日:1,534 hit、合計:84,565 hit

◎30 ページ30

「ただいま…」




江「おかえりAちゃん」





あれから事務所と相談して、
井上さんとの関係を完全否定してもらい、
私からは何もコメントをしないということになった。




私の危機管理がないからこうなったんだ…。
私の存在がメンバーと拓也くんに迷惑をかけている。


家に帰って何も知らない拓也くんの顔を
見ると涙が止まらなくなった。




「うっ…ぐすっ、(泣)」





江「え!?どうしたのAちゃん!」





「拓也くん…ごめんなさい…っ、(泣)」






江「どうしたの…と、とりあえずリビングに行こう?」












江口side





事務所に呼ばれたからと言って、
昼過ぎに帰ってきたAちゃん。



今日は2人ともオフだからAちゃんが観たいって
言ってた映画でも観ようかと帰りを待っていた…矢先。



家に帰ってきた途端泣き出してしまった。
…やっぱり何かあったんだ。





江「何があったか話せる…?」



Aちゃんが好きなココアを出して、痩せてしまって
小さく感じるAちゃんの隣にそっと座る。




「……」




江「…Aちゃん、」





「…週刊誌に撮られた」






江「え?」





週刊誌?俺ら絶対2人で外歩かないのに…!?
なんでバレたんだ…?





「違う、拓也くんとじゃない…。」






江「えっ、」





詳しく話を聞くと有名なプロデューサーから
抱きしめられているところを撮られ、その記事が
明日出るらしい…。
なんでもその人は妻子持ちらしいが交際を迫られたあげく
俺との関係を世間バラす、などの脅しがあったらしい…。
クソ野郎…許せない…。






江「あ、この記事ってこないだの飲み会の時?」





「うん…」





江「Aちゃん一応聞くけど好きじゃないよね…?」







「っ、好きじゃない!私が好きなのは拓也くんだけなの…」






江「そうだよね、ごめんね?嫌なこと言わせて。
俺も大好きだよ。
…それと助けられなくてごめん。」






「え…」





江「撮影で痩せてるわけじゃないって思ってた。
でもどうやったらAちゃんを助けられるか
分からなくて…情けない男で本当にごめん…」





「違う…っ、(泣)」







江「うんうん、もう泣かないで…
俺が絶対この男を業界から消すからね?」





「……笑」






江「…ねえ、俺最大限にカッコつけたのに!笑」






「…へへっ、笑」







◎31→←◎29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
569人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 江口拓也 , 声優   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なあちゃん(プロフ) - HIKARUさま。コメントありがとうございます。またご指摘もありがとうございました🙇‍♀️今後ともよろしくお願いします😌 (4月13日 23時) (レス) id: 7ae0a1478d (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - 目次の32ページが2つあります (4月8日 23時) (レス) id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - 二人の関係どうなっちゃうの・・・めっちゃ気になります。 (3月29日 0時) (レス) @page26 id: 274ae1ab60 (このIDを非表示/違反報告)
なあちゃん(プロフ) - 湊さま 遅くなりすみません。コメントありがとうございます。最後までよろしくお願いします☺️ (3月28日 22時) (レス) id: 7ae0a1478d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃ好きな内容です。無理せず更新頑張って下さい。応援しています (3月26日 16時) (レス) @page21 id: 5a465236d8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なあちゃん | 作成日時:2024年2月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。