白い尾とあなたへ

⇒ ページ22

着替え終えて裏から出る。受付のところにシャークんがいた

『どうかした？時間まだじゃない？』
「あ、いや、、ハイハットのねじ緩んじゃって。」
『不具合ね。いいよ直しにいく』
「え、もうシフト終わったんじゃないの？いいの？」
『うん。いいよいいよ。』

『んーーー。これでどうだ.』
試しにエイトビートを叩いてみて直ったか確認する。
「Aってドラム叩けるんだ」
『ちょっとだけね。はい、直ったからシャークんドラム叩いてよ、見たい』
「やだよ」
『えー？私今叩いたのにー？』
「、、、、。ちょっとだけな。」

ドラム椅子に座り、少し細めのスティックを握る彼。リズムが正確な裏打ち。
『いいじゃん。もっとバスドラ踏んでもいいぞ〜やれやれ〜』
「褒め方あってるのか？」

しばらく好きな音楽の話、ドラムの話で盛り上がって、なんだか少し仲良くなった気がする。

「時間そろそろだろ。、、、、俺、毎週土曜のこの時間入ろうかと思ってるんだけど。」
『うん。』
「Aってこの時間いる？」
『いるよ。』
「そうか。、、、、、じゃあな。お疲れ様」
『そっちもね。バイバイ』
「また来週。」
『うん』

これから土曜日は誰も知らない2人だけの時間ができそうだ。彼と少し仲良くなれたことに足取りが軽くなる自分がちょっぴりいる。バイトも音楽も、頑張ってみようかな。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作者ですお久しぶりです。
やっぱり終わり方がわかりません
作者自身が音楽系ちょっとやってるため、わからない表現などありましたらすみません。あとリクください(土下座)

おはよう　nkm→←君と音楽と内緒 shk

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す