神憑きの約束 ページ1
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舞台は現代より少し未来の日本。
其処では世紀の大発明により急速な経済発展を遂げ、科学技術による支配が進んでいた。
そして科学技術が支配していく中、宗教は迫害される様になった。
『神道』も例外無く迫害される様になり、いつしか日本の中で『神頼み』という習慣が廃れたのだ。
然し神社、御神木、神域_有りとあらゆる『神道』に関わる物が消失する中、ある地域に現存していると噂される幻の神社_天恵神社が存在していた。
噂によると、その神社では『神頼み』が出来ると言われている。
其の幻の神社に行く方法は一つだけ。
神を信じ、『代償』を払ってでも叶えたい『願い事』を持つ事。
そして神様と『約束』交わし、縁を結んだ者には神々からの寵愛の証としてそれぞれ特異な神術を授けられたのだ。
然し、科学に染まった日本国民はその神術を良く思わず当然の事乍ら不安が広がった。
日本国民はもう非科学的な要素等、信じる事が出来なかったのだ。
その噂を耳にした日本政府は日本の平穏を守る為、そして非科学的要素を淘汰する為に彼らを『国家反逆罪』の容疑者として現在見つかっている術者を指名手配する事にしたのだ。
大犯罪者となった彼らには『願い事』を叶え、幸せになる未来等無かったのだ。
彼らが犯罪者として扱われる様になった頃、逃げるかの様に1人また1人と天恵神社へと集った。
敵は日本国民、そして科学。
周りに味方等居ない。
そんな逆境の中彼らは立ち上がる。己の未来を掴み取る為に。
「神様、どうかお助け下さい」
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作者名:Trash | 作者ホームページ:http://twitter.com/rei_haaaaaaa
作成日時:2024年3月16日 12時